2.猿害対策電柵づくり
ヤギを飼って、サルを避ける!一石二鳥の「電柵」づくり
里山を守るヤギを飼って、サルを避ける!一石二鳥の「電柵」づくり
獣害対策として、伊那谷の多くの山と人里の境界には2メートルを超える防護柵が設置されています。 これを超えて人里に入り、農作物を荒らすのが猿。 そこで、山と農地との間に緩衝地帯を設け電柵で囲い、このなかでヤギを放牧飼育します。 家畜を恐れる猿が、農地に近づくことを防ぐ試みです。
重労働 | ★★☆☆☆ |
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危険度 | ★☆☆☆☆ |
やりがい度 | ★★★☆☆ |
感謝度 | ★★★☆☆ |
注目度 | ★★★★☆ |
<スケジュール>
作業説明15分 - 作業・電気柵の設置3時間 - 片付け20分 - まとめ15分
<背景>
獣害は農村にとって最も大きな課題の一つです。とくに猿はイノシシやシカなどと違い、防護柵の設置などによる効果が低く、対応に苦慮しています。 緩衝地帯の電柵作りとヤギの放牧は、すでに猿の寄りつきを防ぐ効果が見られているため、この取り組みが地域に広がることを期待して地元農家が取り組む実験を支援します。
<活動後の展望>
2017年より始まった実証実験段階のため、実験地を拡大するとともに、より効果を高める取り組みも模索されています。 ヤギの放牧地の活用(どのような?)や、放牧されたヤギの乳を加工食品などにする試みに対しても、アイデア提供等協力が求められています。
移動手段・中心地からの距離 | : マイクロバス・10分 |
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受入人数 | : 10名~20名 |
依頼者 | : 田切農産株式会社 |
指導者 | : 田切農産株式会社 |
場所・会場 | : 飯島町 田切区 |